デヴィッド・ボウイ展閉幕
東京の寺田倉庫で開催していたデヴィッド・ボウイ大回顧展
何度か行きたいと思っていたのですが結局一度きり、二度目は行けないまま・・・
先日4月9日(日)に閉幕しました。
親戚の者で昔から大ファンがいて「来日コンサートはすべて行った」とか
他に友達から聞かされたボウイのエピソードでは
京都にも縁の深かったボウイだったこともあり
「河原町で見かけた」とか「居酒屋で一緒になった」とか・・・・・
何故かすべて女性ですが・・・・・。
ある15歳の少女がいました。
音楽と言えばロックなんて知らずクラシックしか聴いたことのなかったうぶな中学3年の彼女が文化祭で教室に貼られていた、たった1枚のボウイのポスターにハートを射抜かれ名前も知らず音楽も聴いたこともないのに、とてつもなく魅力的な、自分の知らない、でもこれが探しも求めていたものだと思ったそうです。
年が明け1973年、高校の入学式翌日の4月8日ボウイの初来日初日、新宿の厚生年金会館でジギーに出会って人生が変わり、彼女がその後の美大に進みデザイナー、クリエイターの道を歩みながら今があるのはこの時の出会いがあったから、彼がいなかったら今の自分は無いとまで言います。
ジギーとの出会いは15歳の少女にとって目がつぶれそうなぐらい眩しく美しいものだったのでしょう。
彼女はボウイの命日の1月10日と、初めてボウイを観てちょうど44年たった4月8日の二回展覧会に行ったと言ってました。
そんな風にきっと多くの人に影響を与えたスターだったのですね。